環境への取り組み
味岡生コンクリートグループは、事業活動や製品が環境に与える影響を把握し、
持続可能な社会を実現するために事業活動を通じて地球環境保全に努めています。
フライアッシュの利用推進
味岡生コンクリートグループでは、フライアッシュの活用を推進しています。フライアッシュとは、石炭火力発電所で微粉炭をボイラ内で燃焼した際に発生する石炭灰のうち、電気集塵機で採取された灰を指します。このフライアッシュが、生コンクリート製造における原材料の一つとして優れた特性をもつ材料となるのです。優れた材料であるフライアッシュですが、火力発電所の稼働によって発生するフライアッシュの多くは産業廃棄物として埋め立てられ処分されています。生コンクリートの材料としてフライッシュを有効活用することは、何より、世界的に求められているゼロエミッションの観点からも大いに意味があります。産業廃棄物を再利用し、資源を循環させることは地球環境保護に少なからず貢献すると確信しています。
このような品質面や環境面で優位性があるフライアッシュの活用を、我々のグループがその中心となって進めていこうと邁進しています。
広葉樹の植林推進
代表 味岡和國は多良木町森林組合代表理事組合長を務めており、地元・熊本の林業事業者様には、杉や檜などの針葉樹から楢や山桜、桂などの広葉樹を植えるように指導・推進しております。針葉樹は根が浅く、それが原因で保水力が低く土石流の大きな原因となります。一方、広葉樹は縦横に深く根を張ることで、保水力を高め土石流の発生を防ぎます。広葉樹を植えることで自然災害から生態系を守り、さらに地域を守ることに繋がります。
地域への取り組み
我々味岡生コンクリートグループは、地域に愛され信頼され続ける企業を目指して
日々努力し地域社会と共生していきます。
山林火災防御訓練
毎年2・3月は、乾燥の季節となり火災が発生しやすい時期となることから熊本戸島工場近くの山で消防訓練が行われました。ミキサー車は、生コンクリートだけではなく、水の運搬も出来ることから「災害時における支援活動に関する協定」を熊本市と生コン協同組合が結んでいます。今回、防災協定に基づき消防署、地元消防団との連携強化を図る中我々も参加させていただきました。
訓練では、ミキサー車が入る広場へ簡易水槽を設置し、そこから山頂へ向けホースを伸ばしポンプ3台を中継して放水を行うというもので普段では行わない大変貴重な経験をさせていだきました。いざという時に備え日頃から様々な取り組みに参加し地域の方々との協力体制を構築できればと思います。
訓練では、ミキサー車が入る広場へ簡易水槽を設置し、そこから山頂へ向けホースを伸ばしポンプ3台を中継して放水を行うというもので普段では行わない大変貴重な経験をさせていだきました。いざという時に備え日頃から様々な取り組みに参加し地域の方々との協力体制を構築できればと思います。
清掃作業(道路清掃・側溝清掃等)
宮崎味岡生コンクリート(株)第三工場新富では、会社設立当初から近隣の清掃作業(道路清掃・側溝清掃等)を続けています。
道路清掃は、ほぼ毎日朝礼終了後に、側溝清掃はゴミのたまり具合を確認して随時実施しています。
日々の清掃作業のおかげで、工場の騒音や粉塵、又、大型車両の出入りについての苦情は少なく、近隣の方々から「いつも綺麗にしてくれて有難うね」と声をかけていただくこともあります。
地域の皆さまと良好な関係を築くとともに、美しいまちづくりに努めています。
スケッチ大会
大分味岡生コンクリート(株)第三工場臼杵で臼杵南小学校5.6年生のスケッチ大会が行われました。梅雨時のスケッチ大会にもかかわらず子ども達の日頃の行いが良いのか良い天気に恵まれました。工場内の生コン車をスケッチしてくれている子ども達の目は生き生きとしていて、その様子を見ている私達も我が社のミキサー車も喜ばしく何か誇らしさを感じさせてもらった時間でした。味岡生コンクリートの赤白カラーが地域に根付いてくれる小さな第一歩となりそうです。
インターンシップ
熊本味岡生コンクリート㈱第一工場戸島では、近隣高校からのインターンシップ実習生の受け入れを行っています。今回は、熊本開新高等学校 機械科の4名が5日間に渡り実習を行いました。どうやってコンクリートが出来るのか?という疑問から始まり、工場の設備見学、ミキサー車への乗車、現場見学と私達の日々の仕事を体験してくれました。最初は緊張していた生徒たちが、時間が経つにつれ質問をしてくれたり、笑顔が見られるようになりあっと言う間の5日間が終わりました。これからも、地域の子供達が憧れるような職場づくりを行っていきたいです。
救命艇見学
大分味岡生コンクリート(株)第三工場臼杵において、臼杵南中学校と臼杵南小学校の生徒
が津波・水害対応型救命艇の見学にやって来ました。最初に簡単な救命艇の説明があり、その後船内の見学を経て今後起こりうる南海トラフ地震での被害等の勉強や津波の仕組み、模型等を使用しての水害の学習を行いました。生徒たちは元気いっぱいでしたが、見学が始まると説明にみんな静かに耳を傾けていました。津波や水害の事を学校や家庭に持ち帰って少しでも学んでもらえれば嬉しいです。