味岡生コンクリートグループ

アジオカ生コン博士の大辞典! 生コン・THEワールド

  • ミキサー車が回る理由はなんじゃろう?
  • 「生コン記念日」を知っておるかな?
  • ミキサー車が役立つのは工事現場だけではないのじゃ!
  • 生コンにも「スランプ」があるのを知っておるか?
  • コンクリートにも骨格があるのかの?
  • 鉄筋コンクリートが強い理由はなんじゃろう?
  • 1年間にどの位の生コンが使われておるのかの?
  • コンクリートとモルタルの違いを知っておるか?
  • どうして生コンは固まるんじゃろう?
  • ミキサー車の正式な名前を知っておるかな?
  • コンクリートにも種類があるのを知っておるか?
  • RC造の他にどんな構造があるんじゃろう?
  • ミキサー車が回る理由はなんじゃろう?

    ミキサー車が回る理由はなんじゃろう?

    ミキサー車が回る理由は、分離を防ぐためなんじゃ!

    生コンを運ぶトラックをミキサー車という。このミキサー車は、走行中でも車体のドラムを回転させていますが、どうして回っているんじゃろうか?回っていないと、生コンが固まってしまうから?と思うかもしれんが、実は分離を防ぐためなのじゃ!
    生コンは、主にセメントと砂や砂利、水で出来ておる。これらの材料は比重が違うため、放っておくと砂利は沈み、水は上に浮き上がって分離してしまう。
    そこで、ミキサー車のドラムを回転させ、生コンを常にかき混ぜることで、分離を防ぎ品質を保っておるんじゃよ。

  • 「生コン記念日」を知っておるかな?

    「生コン記念日」を知っておるかな?

    初めて工場から生コンを出荷した記念日が11月15日なんじゃ

    1949年11月15日、初めて日本で生コンクリートが市場に出荷さたんじゃ。それまでは工事現場でセメントなどの材料を混ぜてコンクリートを作っていたため、品質にばらつきがあり、手間もかかっておった。工場で混ぜた生コンを現場で運ぶことで、現場での作業負担が大幅に軽減され、品質も一定に保つことが出来るようになったんじゃ。そして、初めて生コンが出荷された日を記念して、全国生コンクリート工業組合連合会が昭和63年に11月15日を「生コン記念日」に制定したんじゃよ。

  • ミキサー車が役立つのは工事現場だけではないのじゃ!

    生コンを運ぶミキサー車が災害時に活躍したんじゃよ

    生コンを運ぶミキサー車が災害時に活躍したんじゃよ

    普段は生コンを運んでいるミキサー車じゃが、災害時にも活躍するんじゃよ。ミキサー車1台でたくさんの水を運ぶことが出来るため、熊本地震の際には、避難所に生活用水としての水を届けたんじゃ。その他、山火事の際には消化のための水の配達にも役に立っているんじゃ。このように、ミキサー車はインフラ整備以外の形でも地域に貢献しておるんだのう。

  • 生コンにも「スランプ」があるのを知っておるか?

    スランプ実験について

    生コンの場合のスランプは、軟らかさの指標なんじゃよ

    「スランプ」と聞くと、生コンにも調子の悪い時があるの?と思ってしまいそうではある。スランプ(Slump)とは「下がる」という意味で、調子が悪い時や人気がガタ落ちになるなどの意味で使われておるが、生コンでのスランプは意味が違うんじゃ!
    生コンの場合のスランプとは、やわらかさの指標のことを言うのじゃ。コーンと呼ばれる高さ30センチの型につめたコンクリートが、コーンを引き抜いた後に最初の高さからどのくらい下がる(スランプする)かというスランプ試験を行って定めておる。
    スランプが大きいコンクリートは柔らかく、スランプが小さいコンクリートは硬いコンクリートということになるんじゃ。
    生コンクリートは、水の量などにより柔らかさや流動性が異なるが、では、なぜスランプ試験を行って柔らかさを計ることが必要なんじゃろうか? それは、造られる構造物の種類や施工方法によって変わるからなのじゃ。例えば、ダムや道路のような構造が単純なものには、できるだけスランプの小さい硬いコンクリートが最適じゃ。 一方、ビルのような鉄筋が入り組んだ複雑な構造の建物であれば、隅々まで充分に生コンが行き渡るようにするため軟らかいコンクリートが使わておる。構造物の種類や施工方法に適したスランプの生コンであるかどうかが大切なんじゃなあ。

  • コンクリートにも骨格があるのかの?

    生コンの材料である砂や砂利のことを「骨材」と呼んでおるんじゃよ

    生コンを構成する材料

    コンクリートにも骨格があることを知っておるかの?生コンはセメントと砂や砂利・水を練り合わせたものじゃが、その材料である砂や砂利のことを「骨材」と呼ぶのじゃ。「骨材」という呼び方は、砂や砂利がコンクリートの骨格を形成する材料であることに由来しておる。 コンクリートが圧縮力に対して強いのは、骨材による働きが大きいからなんじゃな。コンクリート材料のうち、容積の約70%を骨材が占めていて、骨材の品質がコンクリートの品質に大きな影響を及ぼすんじゃ。だから、骨材の品質を確認することも非常に重要なんじゃよ。

  • 鉄筋コンクリートが強い理由はなんじゃろう?

    コンクリートと鉄筋の弱点を補い、強い構造になっているからなんじゃ

    鉄筋コンクリートが強い理由

    鉄筋コンクリートとは、コンクリートと鉄筋とが一体となった構造で,RC造とも呼ばれておる。なんとなく「鉄筋コンクリートは強い」というイメージがあるかもしれんが、なぜ強いのじゃろうか? コンクリートは圧縮には強く,引張りには弱い材料なんじゃ。一方、鉄筋は圧縮には弱く、引張りには強いという性質を持っておる。
    この2つが組み合わされることで、それぞれの弱みを補完しあい、引っ張る力にも圧縮する力にも強くなるんじゃ!
    また、鉄筋は火に弱く、強アルカリ性であるためサビやすいという欠点があるが、コンクリートで鉄筋を覆うことにより、鉄筋を火から守り、サビの発生を防いでおる。このように、鉄筋コンクリートは、それぞれの素材がお互いが弱点を補い、性能を高め合うことで、耐久性や地震、熱に強い構造になっておるんじゃよ。

  • 1年間にどの位の生コンが使われておるのかの?

    平成28年の全国の出荷量はなんと、83,912,000㎥なんじゃよ!

    全国の生コンクリート出荷量(平成28年)

    全国の平成28年の出荷は83,912,000㎥じゃった。
    これは東京ドームを1個あたり124万立法メートルとして計算すると、東京ドーム約67.6個分の生コンが使われたことになるんじゃよ!

  • コンクリートとモルタルの違いを知っておるか?

    コンクリートとモルタルの違い

    コンクリートとモルタルは材料に違いがあるんじゃよ

    一見似ているコンクリートとモルタル、どう違うんじゃろうか? コンクリートは、セメントに砂・砂利・水を調合し、こね混ぜて固めたものを言うのじゃ。基礎や建物の土台など、強度の必要な場所で使われておる。
    一方モルタルは、セメントまたは石灰と砂を混ぜ、水で練ったものを言う。コンクリートほどの強度はなく、壁の下地塗りや上塗り、レンガ・ブロックなどの目地塗り、コンクリートの表面仕上げなどに使用されておるんじゃ。材料面での違いは粗骨材(砂利)があるかないかじゃが、特徴が異なるからそれぞれ用途に応じて使い分けられておるんじゃよ。

  • どうして生コンは固まるんじゃろう?

    主成分のセメントに水が加えて起きる化学反応によって固まるのじゃ

    生コンが固まるまでのプロセス

    コンクリートが固まるのは、主成分のセメントに水が加えられ「水和反応」という化学反応が起こり、セメントに含まれる物質が水と結びつき硬い結晶の様な状態になるためなんじゃ。コンクリートの65%〜80%は骨材で占めていて、セメントは骨材を結合させる役割を持っておる。コンクリートは時間が経つにつれて固くなっていくが、大体28日で最終強度の80%に達しるんじゃ。水和反応が終わるまで温度変化によるが、約10年程度で最終強度に到達するんじゃよ。

  • ミキサー車の正式な名前を知っておるかな?

    バラ車

    専門的には「アジテータ車」と呼ばれておるんじゃよ

    生コンを運ぶトラックは一般的に「ミキサー車」「生コン車」と呼ばれておるが、専門的には「アジテータ車」と呼ばれておるんじゃ。アジテータ車は、あらかじめ工場で生産されたコンクリートを分離しないように撹拌(かくはん)しながら工事現場まで運ぶために使われるトラックのことで、アジテータ車によって、JIS規格を満たす生コンクリートを提供すること出来ているんじゃ。

  • コンクリートにも種類があるのを知っておるか?

    用途に応じて様々なコンクリートが使い分けられおるんじゃ

    コンクリートの使用例

    コンクリートにも種類があるんじゃ。一般的によく使われているのが「一般構造用コンクリート」じゃな。その他に、大型・高層の構造物に使われる「高強度コンクリート」や、鉄筋量が多く複雑な構造物に用いられる「「高流動コンクリート」などがあるんじゃ!その他にも、「透水性コンクリート」という雨水を浸透させ、水たまりをなくすことのできるコンクリートもあるんじゃよ。
    用途に応じて、様々なコンクリートが使い分けられているんじゃな。

  • コンクリートにも種類があるのを知っておるか?

    用途に応じて様々なコンクリートが使い分けられおるんじゃ

    コンクリートの使用例

    「RC造(鉄筋コンクリート造)」の他には、S造(鉄骨造)、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造、CFT(コンクリート充填鋼管)構造があるんじゃ。SRC造はRC造と鉄骨造を組み合わせた構造で、強靭な構造になっておる。
    CFT構造は、鋼管の中にコンクリートを流し込んで柱にする構造で、強靭で空間を広く利用出来る構造なんじゃ。耐震性・耐火製にも優れておるんじゃよ。