

椎葉生コンクリート株式会社です。
昨年9月に椎葉生コンクリート(株)では椎葉村の誰もが経験した事の無い未曾有の台風災害に合いました。災害による道路復旧工事どころか社員の安全な通勤も出来ない状況が続き椎葉生コン付近の国道・村道・林道すべての道路が通行不可能になり現在も日向市内迄の国道327号線が松尾地区での通行不可能な状況となっています。生コン用の骨材も一部遠回りして納入しているのが現状です(写真添付)
令和5年度中に仮橋で通行できる様に復旧工事が進められています。大型車通行可能になる迄の70日間はセメント運搬・骨材運搬等で3時間程遠回りして納入していた時期がありました。地元建設業及び関係機関に陳情して生コン価格に反映させて頂きました。(宮崎県椎葉地区エキストラ価格として公表)
令和5年6月現在の椎葉村台風14号災害の村発注は200個所程度であり半分迄の発注まではないとの事です。椎葉村発注は不落する事が出来ない様子で宮崎県発注工事は地域限定・期間限定の復興JVにより進められる様子です。しかしながら近年の人手不足・宿泊施設不足により落札不調が多く発生するのではと懸念されている状況です。早速県発注工事である一億円以上の物件及び川の口治山工事が入札に応じる事業者がいない為不調となっております。今後も増加すると思われます。
今回の工場被害は直接なかったが工場南川を通る桑の木原川の川底が3メートル程度 上昇し今回の様な台風が次回に発生するならば当工場も相当被害が予想されると判断し令和4年9月26日に日向土木事務所椎葉出張所々長立合を実施し説明と早急な対応をお願い致しました。現在迄数回陳情しましたが村内の生活道路優先の為か回答頂いておりません。●左/諸塚村災害現場(令和4年9月21日) ●右/仮橋完成(令和5年4月28日)
●令和5年6月7日撮影 椎葉村松尾地区(令和6年復旧予定)